「資格は取ったけれど」 ’01年7月23日
新しいパソコンにはまだまだ苦労しています。
ホームページの編集はほぼ以前通りにできるようになったのですが。
新しいパソコンには新しいソフトもたくさんありますので、それらも正常に動作することを確認しておかなければいけないと思い、一つずつ設定しています。
けれども、これが実になかなか時間がかかる大変な作業なのです。
たとえばAir Macという無線ルーターがあるのですが、これを使いたいと思ってよくよく調べてみますと、娘のiMacはバージョンが微妙に旧いために使えないのです。
バージョンが少し旧いだけならバージョンアップすればいいのですが、無線ルーターですから内蔵アンテナなどのハード面でも問題もあり、有線ルーターを使うことにしました。
こう書いてしまえば簡単なことのようなのですが、こういった問題をしっかりと調査することは大変なのです。
正直に書いてしまえば、以前からパソコンやワープロは好きでしたが、それほどの知識を持っていたわけではありませんでした。
と言っても、パソコンの知識といってもあまりにも漠然としていてはっきりしません。
それで、去年のことですが、コンピュータ関連の国家資格を何か持ちたいと思うようになりました。
知人に聞いてみますと、最も初歩的なものとして「2種情報処理技術者」という資格試験が春と秋の年2回あるとのことでした。
その名前は私も何度か聞いたことがありましたし、4種類あるプログラム言語の中でも「フォートラン」だったら私も少し勉強したことがあったので、フォートランで翌年の春の試験を受験することにしました。
けれども、去年の7月と8月には6月に行ったロタ島の旅行記を書いていましたし、9月には娘の久美子と香港旅行に行ったりと忙しい毎日でしたので、本格的に勉強の態勢にはいったのは10月になってからでした。
2種情報処理技術者の試験には午前問題と午後問題というのがあって、午前問題は一般的な基礎知識問題なのですが、午後問題は専門的なプログラミング力を計るものでした。
しかし、受験専門学校に行くわけでもなく、通信教育を受けるわけでもなくて、参考書や問題集を買い込んで独学をしていた私は10月の末に驚きあわてることになったのです。
翌年の春の試験から「2種情報処理技術者試験」は「基本情報処理技術者試験」という名称に変更され、午後の選択問題から「フォートラン」が無くなってしまったのです。
このことは以前から決まっていた衆知の事実だったらしいのですが、私はそのことをまったく知りませんでしたので、それまで集中的にフォートランの勉強をしていたのでした。
これは私にとっては思いもよらない危機でした。
ですが、これで受験をあきらめることなどできないと思い、急いで「アセンブラ」の参考書を見つけて来て勉強を再開したのでした。
そして、4月に試験を受けて、なんとか合格することができました。
いちおうそれなりの知識を持っている者として認められたものとすなおに喜んでいます。
それなのに、こうして新しいiMacを購入してみると新しいソフト、新しい知識がいっぱいあって途方に暮れることもしばしばです。
今も、CDーRを焼きつけるDisc Burnerというソフトがうまく働かないので苦労しているところです。
ガイドブックなどを見るとなんということも無く働くかんたんなソフトらしいので、何か初期設定を忘れているのかも知れません。
どうしても動かないようであれば、アップルのサイトから新しいソフトをダウンロードして来て入れ替えなければならないと考えています。
けれども、それもけっこう時間がかかることなので、できればしたくないなと思っているのです。